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育樹祭とは

第46回全国育樹祭の開催方針・基本コンセプト

開催方針

第46回全国育樹祭の開催方針・基本コンセプトイメージの写真 森林は、木材などの林産物の供給をはじめとして、国土の保全や水源のかん養、さらには地球温暖化の防止など多面的な機能を発揮することにより、私たちに様々な恩恵を与え、安全で豊かな暮らしを営む上で欠かせない存在となっています。こうした機能を十分に発揮するためには、森林を適切に管理し、維持し続ける必要があり、林業はその一助となっています。

 このような中、近年、デジタル技術をはじめとした科学技術の発展やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みなど社会環境の変化に伴い、林業・木材産業においても全国的に転換期を迎えています。例示すると

  • ICT や新たな機械開発など先端技術を活用したスマート林業の推進
  • 新たな工法や部材開発による中高層建築物への木材利用
  • セルロースナノファイバーや改質リグニンなど新技術の開発と実用化の取組

が挙げられます。

 本県では、戦後植林された人工林が森林資源として充実し、本格的な利用期を迎えており、木を植え、育て、伐採し、木材を有効活用して再び植える「緑の循環システム」の構築を図ることが必要となっています。このため、川上から川下まで一体となって林業・木材産業の成長産業化に向けた取り組みを進めるとともに、茨城県森林湖沼環境税などを活用し、森林の持つ多面的な機能の維持・向上に努めているところです。

 こうした取り組みの一層の推進を図るためには、筑波研究学園都市をはじめとする県内の国等の多くの研究機関などに蓄積されている先端技術の活用が必要です。
 以上を踏まえ、「未来に繋がる新しい林業の姿を全国に発信する」という考えのもと、第46回全国育樹祭を開催します。

基本コンセプト

 開催方針を踏まえつつ、「CHALLENGE(挑戦)、CHANGE(変革)、COOL(格好良さ)」をイメージし、コンパクトな育樹祭の開催を目標とします。

基本コンセプト

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